己VS服!

服は難敵

ついに我が家でいちばん場所をとっている服との対決です。とりあえず、どのくらいの服があるのか、押入れからすべて出してみました。


えらいことになっちゃいました。とても勝てる気がしません。

我が家の衣類収納事情

押入れから出してみたところ、6畳の部屋の約半分が、布地とプラスチックケースに占有されました。

  • 3段引き出しプラスチックケース×2
  • 4段引き出しプラスチックケース×1
  • 押入れ収納用衣装ケース×3
  • 大型パイプハンガー収納×1
  • くつ下、下着用の小ボックスケース×5
  • カゴ×4


もちろん、各引き出しはほぼ満タンです。これ、いったいどうしたらいいんだろ……。絶望ってこういう気持ちのことを言うんだ……。衣装持ちって言葉じゃ片付かねえぞ、これ……。

ちょっと数えてみた

努力すれば一筋の光が差し込むのではないかと思って、冬物のスカートだけ取り出して、ざっと数えてみました。


おい……冬物スカートよ、なんで8枚もあるの……。冬は寒いから、めったにスカートはかないのに……。しかも、グレーのスカートが3枚もあるのは一体どうしたことですか……。


光なんてありませんでした。人間って、本当に途方に暮れたとき、笑うんだなって思いました。あは、あははは……。

数えるのをやめて、上限を設ける

あまり持っていないはずのスカートが8枚もあったこともあり、私は作戦を変更することにしました。それぞれアイテムごとに数を出していったら、らちがあかないことが容易に予想されるからです。


次なる作戦は、「この収納に入る分だけ残して、あとはさよならする」です。

  • 3段引き出しプラスチックケース×2
  • 4段引き出しプラスチックケース×1
  • 押入れ収納用衣装ケース×3
  • 大型パイプハンガー収納×1
  • くつ下、下着用の小ボックスケース×5
  • カゴ×4


まずは、前々から使い勝手が悪く、ほとんど中身を取り出すこともなかった衣装ケース×3を、廃止することにしました。事業仕分けじゃ! 廃止じゃ!


残りの収納も減らしたいのですが、ちょっと見通しがたっていません。下着やくつ下、特にタイツ類が強敵なんですよね。近日中に敵情を視察予定です。

服は捨てるのが難しい

服は捨てるのが難しいです。なぜならば、「もう着ることができない服」という判断が、難しいからです。よっぽど毛玉だらけとか、繕うこともできないほどに穴が空いているとかなら即断できるのですが、そこまで傷んだ服というのは、なかなかないものです。


断捨離には「一年着なかった服は捨てる」という判断基準があります。これはかなり良い規準です。ですが、私の場合、あまりうまくいきませんでした。


たとえば、私は現在求職中です。これはけっこう問題です。今年はほとんど着なかったけれど、次の職場では必要性が高いかもしれない服というのは、けっこうあるのです。そういう服とも潔くお別れするべきなのは重々承知なのですが、それでもゴミ袋につっこむことをためらってしまうのです。


また、服の整理をしていると、「あーこんな服持ってたなー」と発見してしまうことが多々あります。一度は自分のタンスにしまった服です。キライでうちに連れてきたわけではありません。「この服、今年は着なかったな……、でも、来週着ようかな……」と思ってしまったらアウトです。もう捨てることができなくなってしまうんです。


さあ、困った。全然服が減らないぞ。

服を捨てるのをあきらめて、売ることにした

というわけで、服を捨てるのはあきらめました。私には向いてない。それでどうしたかというと、「フリーマーケットで売る」服を仕分けしていくことにしました。


リサイクルショップなどに持ち込むのも手なのですが、いかんせん、悲しいお金にしかならない。スズメの涙って、なめたら本当にせつない味がするんでしょうね。いま、その話関係ないけど。


その点、フリーマーケットで得られるお金は、そんなに悲しくないです。金額はそこまで違わないんです。ですが、「この服いいねー、安いし、買っちゃおっかな!」というお客さんの顔を見て、服を譲り渡すことができます。フリマの売り上げ、プライスレス。ってやつです。


この服は、あんまり着ないからもっとかわいがってくれる人に出会えるようにフリマ行き、
この服は、10円でも買う人がいないだろうからゴミ袋行き、
この服は、しょっちゅう着てるから引き出し……

こんな感じで仕分けをすると、ただ捨てるための仕分けよりも、スムーズになりました。

それでもまだまだ減らない服

とはいえ、まだまだ服の量は適正ではないです。今はこれが精一杯なので、一ヶ月か二ヶ月ごとぐらいに、着る服着ない服の仕分けをして、一年かけて減らしていく、というのを考えています。さて、うまくいくかどうか。